5,900円以上ご購入で送料無料! - 5/22(水)16:00まで

cotta column

お菓子・パン作りの知的好奇心を満たす情報メディア

クリーミーさがたまらない♪生スイートポテトのレシピ

date
2020/10/30
writer
chiyo
category
お菓子作り

さつまいもを使ったお菓子といえば?

秋になると作りたくなるスイートポテト。
さつまいものクリームを作り、オーブンで焼き上げるのが基本のお菓子です。

今回は焼く工程を省いて仕上げる、焼かない“生スイートポテト”のレシピをご紹介。
クリーミーな舌触りをお楽しみください♪

おすすめのさつまいもの品種

生スイートポテトに使うさつまいもは、お好みの品種でOK。
私のおすすめは、安納芋。

とっても甘くて、火を通すときれいな色になるのがお気に入りポイント。
さつまいものお菓子を作るときには好んで使っています。

さつまいもによって甘みに差があるので、砂糖は加減してくださいね。

生スイートポテトのレシピ(8個分)

スイートポテトクリームを作る

材料(作りやすい量:さつまいも約1本分)

  • さつまいも…350g(皮をむいた状態で約1本分)
  • きび砂糖…40g
  • カソナード…5g
  • 生クリーム…35g
  • 牛乳…40g
  • バター…20g

作り方

  1. さつまいもの皮を剥き、適当な大きさにカットする。
  2. 水にさらしてアクを抜く。

  3. 蒸し器またはせいろに入れて蒸す。
  4. *電子レンジを使用してもOK。

  5. 竹串がすっと刺さり、きれいな黄色になれば蒸し上がり。
  6. フードプロセッサーに蒸し上がったさつまいもを入れる。
  7. バター・きび砂糖・カソナード・生クリーム・牛乳を入れる。
  8. さつまいもがなめらかになるまでフードプロセッサーを回す。
  9. *さつまいもが熱いうちに作業するのがポイント。

  10. 12切の星口金をセットした絞り袋に入れる。

パイを焼いて仕上げる

材料

  • 冷凍パイシート… 2枚
おすすめのアイテム
パイシート10cm×10cm(30枚入)

下準備

  • オーブンを焼成温度より20℃高い設定温度で予熱しておく。
  • *使用するオーブンによって、焼成温度や時間は変わってきます。
    パイシートを焼く際には様子を見ながら、オーブンにあわせて調整してください。

作り方

  1. 冷凍パイシートをシルパンまたはオーブンシートにのせて焼く。
  2. ガスオーブン、200~210℃で7~8分間。
    電気オーブン、210~220℃で9~10分間。

  3. パイがかなり膨らんでくる。
  4. オーブンシートをパイにのせ、その上にバットなどを置いて手で押さえる。
  5. *パイシートを押しつぶすイメージ。

  6. その後、バットをのせたまま再度焼く。
  7. ガスオーブン、200~210℃で7~8分間。
    電気オーブン、210~220℃で9~10分間。

    *バットが軽くて浮き上がってくるなら、タルトストーンなどの重石をのせてください。

  8. オーブンから出してバットなどを取りのぞき、再度オーブンに入れて焼く。
  9. ガスオーブン、200~210℃で7~8分間。
    電気オーブン、210~220℃で9~10分間。

  10. 焼き上がり。
  11. パイシートを4等分にカットする。
  12. カットしたパイの上にスイートポテトクリームを絞る。
  13. 出来上がり。
  14. お好みで、さつまいもを蜜煮にしたものなどを飾っても◎

「生スイートポテト」の詳しいレシピページはこちら

 
今回は冷凍パイシートで土台を作り、その上にスイートポテトクリームを盛り付けました。
冷凍パイシートを焼くだけなので、気軽に取り組んでもらえるのではないでしょうか。

もちろん、市販のクッキーやクラッカーなどを使用しても、おいしく召し上がっていただけます。

アレンジするなら

ご紹介したスイートポテトクリームにはリキュールを加えていませんが、ラム酒などとも相性抜群。お好みで加えてみてください。

生スイートポテトは、クリーム自体がとってもおいしいので、さまざまな応用ができるかと思います。
今回のパイシートを重ねて、ミルフィーユのように仕上げれば豪華さがUP。

ちょっと凝ったアレンジなら、タルトにのせるクリームとしてもおすすめ。

お菓子を作らなくても、食パンにのせるだけでも◎
いろいろアレンジして、楽しんでもらえたらうれしいです。

旬のさつまいもをなめらか食感で満喫♪

生スイートポテトのクリームは、さつまいもを蒸してフードプロセッサーにかけるだけなのでとっても簡単!

さつまいもが旬の時期にぜひ作ってほしいレシピです。

【おすすめの特集】サツマイモのお菓子とパンレシピサツマイモのお菓子とパンレシピの特集はこちら
date
2020/10/30
writer
chiyo
category
お菓子作り
注:記事内容やレシピ・画像の転用・掲載などの二次利用はお断りしております。

口に入れた瞬間に笑顔いっぱい広がるようなお菓子やパン作りまたそれを伝えていきたいと思ってます。不定期にお菓子教室開催。

コメント

この記事にコメントを書く

コメント

ニックネーム

※ コメント反映までにお時間をいただきます。コラム内容に関係のないコメントや、個人的なご相談などは公開を控えさせていただく場合がございます。

おすすめのコラム

シルパットとシルパンの違い

シルパットとシルパンの違い、わかりますか?オーブンで使えるシリコンマット、シルパットとシルパン。名前が似ているので、どう違うの?どちらがどのお菓子に向いているの?と、わからなくなることはありませんか?今回は、シルパットと...

バターをクリーム状にする理由は?バターの特性を学ぼう

バターの形状はお菓子によって違うお菓子作りに欠かせないバター。作るお菓子によって、固形のまま使ったり、クリーム状にしたり、溶かしたりと、形状はさまざま。お菓子によって形状を変えて使うのはなぜなのでしょう?固形のバター・ク...

砂糖の「再結晶化」とは?

シロップ作りがうまくいかない方へイタリアンメレンゲのシロップのように、砂糖と水を煮詰めていく際に気を付けたい、砂糖の「再結晶化」。ただ煮詰めるだけなのにうまくできず、困ったことがある方、いらっしゃいませんか?ちょっとした...

ファーストバースデーにも♪メロンかえるの作り方

はじめまして、maiです。製菓学校卒業後、製菓衛生師の資格を取り、県内のケーキ屋さんに就職。パティシエとして8年間勤務しました。現在は、6歳と3歳の子のお母さん。子育ての合間に、自宅でお菓子作りを楽しんでいます。意外と簡...

フランス・バスク地方の伝統菓子 ガトーバスクのレシピ

バスク地方の伝統菓子を作ろうフランス・バスク地方の伝統菓子「ガトーバスク」。分厚いクッキーでカスタードクリームをサンドして焼き上げた、素朴な見た目ながらとてもぜいたくな味わいのお菓子です。今回は、ガトーバスクのレシピをご...

おすすめ PICK UP!

クリーミーさがたまらない♪生スイートポテトのレシピ